■目的
Cube PCをPentiunM745 CPU+NSK2450ケースに移行し、メディアサーバとして使用します。TV/Audioコンポ接続と静音化、リビングPCにみあう外観へのアップグレードが狙いです。

■Cube50

TV録画用自作CubePCは省スペースながら、騒音対策で外付ATX電源を使用中です。
 カバーなし/ケーブルむき出しのためリビングPC用静音ケースに移し変えます。
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■アップグレード項目
 メディアサーバとして静音化のため以下のアップグレードを行います。同時にサイズもmicroATXに変更です。
  CPU:Pentium4 1.8GHz -> Pentium M745 1.8GHz
  Mother:Shuttle FS50(FlexATX) -> Aopen i855GMEm-LFS (MicroATX)
  Case:Shuttle FS50(Bare Bone) -> Antec NSK2450 (MicroATX)
  * Antec NSK2450はFusionとベースが同じで価格は2/3です。
  Aopen i855GMEm-LFS Motherboardの詳細はこちら
  Antec NSK2450ケースの詳細はこちら
■メディアサーバm745の仕様
 以下はアップグレード後の仕様です。
  m745 仕様 自作 備考
OS Windows XP SP2  
CPU Intel Pentium M 745 1.8GHz
(Dothan /Banias)
Socket 479
FSB533 /400MHz 対応
Mother Aopen i855GMEm-LFS  
Form Facter Micro ATX  
BIOS Award PnP 4MビットフラッシュROM BIOS  
Chipset Intel 855GME +ICH4-M  
Memory PC2700  DDR-SDRAM (333MHz)
1GB (512MBx2)
PC2700 /max1GB メモリスロット x2
メモリ最大値 2GB
Graphic ATI Radeon 9550 AGP 128MB Onboard VGAはDisableに設定
IDE /RAID SATA100 x2 RAID0 Promise シリアル ATA RAID0,1
HDD HDT725032 VLA360 320GBx2 RAID0 640GB
CD /DVD 日立LG GSA-4082BK Multi  
Floppy なし(接続可)  
LAN Marvel Gigabit PCI LAN x2 Onboard
Sound Realtek AC'97 CODEC Onboard
IEEE 1394 Agere IEEE1394 Onboard
USB USB2.0 x6 Onboard
USB Audio Onkyo SE-U55X  
Down Con-verter Canopus SSC120EX  
TV Canopus MTV2000  
Bay 5.25" x2 3.5" x0 (外部) 3.5" x2 (内部)  
Slot AGP x1 PCI x3 Onboard
I/O (rear) P/S2 キーボード ×1  P/S2 マウス ×1
USBポート ×4 LANポート ×2 VGAポート ×1
COMポート ×1 プリンタポート ×1
スピーカー出力 ×1 ライン入力 ×1 マイク入力 ×1
 
I/O (Front) IEEE1394 x1 USB2.0 x1 Audio In/Out  
Case Antec NSK 2450 Black  
Power Unit ATX 430W  
Size 447W /419D /146H mm  
Weight 約9 kg  
■組込
 組込の手順は以下のとおりです。
  Aopen i855GMEm-LFS Motherboardのマニュアルはこちら
 
■フロントパネルコネクタの接続
 NSK2450フロントパネルコネクタの接続は以下の図のとおりとなりました。
 下図でもわかるようにHDD LEDの接続が不明確ですが、HDD LEDと+5Vの接続でアクセスライトが点灯しました。
 
■RAID構成
 今回はHDD2個でRAID0構成をとります。
(1)RAIDの設定
 PC起動直後のRAID設定用ユーティリティ「First Build Utility」の[ctl+F]でRAIDの構成を指定します。
 今回の場合Autoの指定でHDDx2個のRAID0構成で640GBのボリュームが作成されます。
(2)OSインスーラ用RAIDドライバのインストール
 OSをRAIDにインストールするのでRaidドライバはmotherに添付のFDからインストールします。
 インストール開始直後にF6クリックの表示がされたときF6を押すとしばらくしてFD挿入の指示がされます。
 指示に従って必要なRAIDドライバをインストールします。

■問題点と対応
(1)WinXPインストーラのドライブ認識不能
 現象:WinXPインストーラがインストール開始直後に電源OFFしインストールを続行できない。エラ表示なし。
 原因:試しにWin2000をインストールするとエラを表示。インストーラがRAIDドライブを認識できないのが判明。
 対策:Bios自身はRAIDドライブを認識していたがバージョンアップでインストーラも可となる。Version 1.01 -> 1.08

(2)TVチューナ動作不能
 現象: TVチューナのCanopus MTV2000表示がピンク一色でTV番組が表示されない。MTV1000も同様。
 原因: Graphicボード交換で解消。Matrox G450とMTV1000/2000相性の問題と判明。
 対策: 最終的GraphicボードにATI-9550SE Graphic Contorllerを使用。

(3)ディスプレイ解像度誤設定のリカバリ
 現象:モニタの最大解像度が1280x1024にもかかわらずMtrox P650解像度を1600x1280に設定し表示不能。
 対策:OSのインストールでVGAの初期化が実行されるのでWindowsXPを再インストールしリカバリ。
 * safe modeで起動してDevice ManagerでP650を削除&再起動の手があったかも..

■結果
 OSインストール時の電源断、およびTVボード動作不能などの問題もクリアし組換/アップグレードを完了しました。
 中身は若干のアップグレードですが外観と静音性は劇的に改良されました。
 購入コストはCPU(11k)+case(18K)でトータル¥29kです。
 PentiumM 745(1.8GHz)は1世代前のPentium Mobile CPUで中古品購入です。
 Aopen i855GMEm-LFS Motherは1世代前の余剰品を利用しました。
 RAID0構成により、DriveImageでの16GB領域のOSバックアップ時間は従来比半分近い6分程で完了です。
 Antec NSK2450BKケースはヘアライン仕上ブラックパネル外観、配線取回しとも満足のできです。
 Antec NSK2450BKケースの静音性は期待通りで、特にHDDのシーク音を感じられないできばえです。
 MicroATXケースとATX電源の採用で静音化と、今後のCore2Duoなどへの拡張性を確保しました。
 以下はインストール完了後のデバイスマネジャの内容です。
  

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